1)断熱効果 緑で外断熱、3−4℃の効果
2)省エネ効果 原発25基分
3)ビル寿命の延長効果 温度差による膨張収縮、酸性雨、紫外線から守る
4)都市洪水の防止  都会にダム
5)ヒートアイランド抑制効果 都会の温度が4度下がる
6)微気候(マイクロクライメット)をつくる
7)大気の浄化
8)水質浄化機能
9)生態圏の復活
10)菜園都市へ(ビオシティ)
                            出典:屋上緑化 船瀬俊介

ー企業や個人のメリットー
11)屋上天国
高くて眺望のよいところは開放感があり、そのうえ緑化されているとまちがいなくリフレッシュできる。12)イメージアップ
環境配慮型の企業には手軽にメッセージが発信できる。
13)資産価値の向上
パリやゴールドコーストのマンションの価値は屋上庭園のあるなしで決められる場合がある。
14)土地を2倍に広げる
30坪の土地が50坪になり大幅に使用価値がアップする。
坪50万円とすれば、1000万円のお徳。
15)人間を含めて生物に良好な生息環境を提供
16)鳥たちの休息場所。(空の道の駅)
17)コミュニケーション広場 
失われてしまった都会のコミュニティの再生になり得る場所
18)防犯上安心。
食糧危機や水危機が来るといわれる中で、自給自足の場を確保。
屋上菜園
主な実績
(1)1999年3月 大阪市 特養老人ホーム/セダムによる屋根緑化 260F
(2)1999年5月 名古屋市 個人邸/既存ビル3F建のエコリフォーム、太陽光発電、屋上庭園、壁面緑化、雨水タンク、生ゴミ処理
(3)1999年9月 常滑市 JA研修施設/階段状の屋根緑化、8m3本ベンジャミンの室内緑化
(4)2000年3月 企業/事務所ビルのエコ・デザイン、外構工事、壁面緑化、室内緑化
(5)2000年9月 個人邸/マンションリフォーム スケルトンから、完全エコ対応、コルク床暖、珪藻土壁、エコキッチン、屋上庭園
(6)2001年5月 個人邸/コンクリート住宅のエコリフォーム、真空ガラス、輻射冷暖房、桐・桜床材、珪藻土壁、AUROワックス、薪ストーブ
(7)2001年9月 名古屋市 幼稚園/屋上庭園、菜園、ビオトープ循環工事
(8)2002年3月 養老町 デイサービス/エコ建築デザインアドバイス、AURO壁塗装、ワックス、色彩アドバイス、外構設計施工
(9)2002年3月 半田市 文化センター/環境共生ビル“エクボ”デザイン、地域親和性、エコエネルギー、エコ建材、屋上・壁面、ベランダ・室内緑化、雨水利用、エコ文化情報の発信
(10)2003年/2004年 /個人住宅、事務所ビル等で屋上緑化多数、名古屋市の助成金確保NO.1
(11)2005年4月 名古屋市 中京TV住宅展示場/外構、センターハウス設計施工、全体の環境アドバイス
(12)2006年6月 東海市 製鋼所/宮脇方式による森づくり 3,000本野鳥調査、調査

(1)1999年3月 大阪市 特養老人ホーム/セダムによる屋根緑化 260F

(7)2001年9月 名古屋市 幼稚園/屋上庭園、菜園、ビオトープ循環工事

(8)2002年3月 養老町 デイサービス/エコ建築デザインアドバイス、AURO壁塗装、ワックス、色彩アドバイス、外構設計施工

(9)2002年3月 半田市 文化センター/環境共生ビル“エクボ”デザイン、地域親和性、エコエネルギー、エコ建材、屋上・壁面、ベランダ・室内緑化、雨水利用、エコ文化情報の発信

(10)2003年・2004年 /個人住宅、事務所ビル等で屋上緑化多数 名古屋市の助成金確保NO.1

(11)2005年4月 名古屋市 中京TV住宅展示場/外構、センターハウス設計施工、全体の環境アドバイス

(12)2006年10月 東海市 製鋼所/宮脇方式による森づくり 累計12,000本、野鳥調査、樹木調査
1) 助成金   1/2(名古屋市は個人30万円、企業は50万円が限度)別途に壁面緑化もあるがいずれかしか認められない。
2) 容積率緩和
3)緑化面積に算入
4) 固定資産税(緑化部分のみ)の半減
5) 低利融資制度

今年になって急速に促進のための法改正が進んできたので、屋上緑化の経済的で具体的なメリットが大きくなり、取り組みやすくなってきた。全国30以上の自治体でも助成制度があるが、未整備の自治体も来年にかけて新しくスタートするところが増えるだろうから、時々は確認すると良い。愛知県ではほかに岡崎市、小牧市も助成している。
 その他東京都、大阪市、神戸市、芦屋市、大阪府、兵庫県など
一本の木や一鉢の花が人を元気付けたり、勇気付けたり、心が癒されるなど植物の大きな力が注目され始めた。屋上庭園や菜園で園芸療法をおこなっている福祉施設や増加し、そこに家族連れや子供達が集まり町のコミュニティ広場になったりもする。酸素を作る、気温を調整する、空気を浄化する、心地よい環境(自然のリズムを感じる)を作り出すなどの基本的な効用だけでなく、最近では野菜や花作りに生きがいを感じたり、土や花の匂いで昔の記憶がよみがえったりと大きな医療的・精神的効果も注目されている。

屋上緑化は、ヒートアイランド現象の解消や自然を都市に取り戻すだけでなく、障害者やお年寄りを元気にしたり、子供の環境教育になったりと“みどり”の効果は計り知れない。それは当たり前のことかもしれない。なぜなら、植物があらゆる生命の源であり、唯一の生産者であり、それ以外の人間を含めた動物や生き物は消費者・分解者でしかないのだから。

○私の望み
屋根に草花を、壁につる植物を、屋上に菜園を、並木に実のなる木を、川辺に並木を、公園に畑を、都心にコミュニティガーデンを、学校・オフィス・工場・病院・福祉施設のすべてに森と水辺を、そして都会を鎮守の森に!